合気道とは、本来技を身に付けたり、技の研究をするのみではなく、自己の持っている自然に目を向け、人は本来自由であり、何も束縛するものがない事を学習する道であると思います。
とかく、現在の私どもを取り巻く環境は、自由さを阻害するものばかりですが、しかし、もう一度自己に立ち返ってみますと、人や社会に対して自由であることはとても困難ですが、自分自身に対して自然で伸びやかであることは、誰にでも出来ることです。
合気道を通して、本来の自己に立ち返り、身体を通して、生きていることの意味、価値を見いだし、いつも自然で伸びやかであることを体認していただきたいと思います。
合気道の稽古は、技を掛ける事と受けとを両方交互に行います。
従いまして、受身は背骨を刺激し、裸足は足の裏を常に刺激します。
ご存知のように、足の裏は人間のツボの塊、背骨も同様です。
合気道を始めて、肩こり、血行不良など色々な症状が改善された話をよく聞きます。
当道場では健康の為に身体を動かしたいシニアの方々を対象にした「シニアコース」も開設しています。
昔柔道をやった経験がある、健康のために身体を動かしたい。そんな方にお勧めします。
シニアコース詳細
合気道には、自分から攻撃を仕掛けるという事はありません。
あくまでも武士の術だからです。
武士は武を士めるもの、決して自分から相手を攻撃する為に覚える術では無いのです。